生成AI TRPG「女性しかいない村」
「あなたは、夜に何かあるのでは、と疑っておられるようですが……それは勘違いです。
夜に外に出ても、あなた(たち)が望むようなものは何も見つかりません。
私が『夜戻ってくるように』と言ったのは……この際ですから言ってしまいますが、あなた(たち)を監視するためです。
村の外から来た方は、好奇心旺盛な方が多く、とんでもないことをされることがよくあるので……この家を拠点にしていただいて、私が監視するという役割を負っているのです。
「重ねて言いますが、夜に外に出ても何もありません」
「むしろ、田舎の夜は灯りもなく、大変危険です。
都会の方が大した準備もなく外に出れば、大怪我を負う恐れもあります。
この村で"入院して過ごしたいのでなければ"、夜に外に出るのはお控えください」
「そう言っても出る人は出るんですけどね……」と村長は付け加えた。
その様子は、少しウンザリした様子だった。
「…………あなたがそこまで言うのなら、私は止める言葉を持ちませんが。
どうしても行くなら、しっかり準備してから行ってくださいね。
できれば村の誰かに声をかけて、案内をさせてください。あなただけで出歩くのは、本当に危ないですから。
そうですね……。この村には『師匠』と呼ばれている者がいるのですが、あの方なら快く引き受けてくれるでしょう。
あなたにこの家へ行くよう案内した女性がいたでしょう? その夫が、師匠ですよ」
翌朝、朝食は昨日と同じように、割烹着を着た村長が給仕をしてくれた。
「そういえば……」
不意に、村長が口を開いた。
「あなたは今日から、村を散策されるのでしょう? どこか行く当てはあるのですか?」
「そうですか……ではよろしければ、朝は私と役場へ行きませんか?
簡単な村の紹介ができますし、もしかすると村の者を一人案内につけられるかもしれません」
「ええ、彼女は私の従姉妹なのです」
受付に立つその女性に、村長が声をかけた。
「ああ、良かった。いてくれたのですね、副長。
突然ですみませんが、こちらの方々への村の案内を、あなたに頼みたいのです。
構いませんか?」
副長と呼ばれた女性は、値踏みするような冷え切った眼差しでこちらを見る。
口を開こうとする様子はなく、無言の時間がしばらく続いた。
「構いませんね?」
村長が再度確認すると、副長は渋々といった様子で頷いた。
副長が、カウンターの下から何やらパンフレットのようなものを取り出し、渡してくる。
見るとそれには、村の簡単な紹介や、地図が載っていた。
【GMメッセージ】
村の地図を手に入れました。
次の場所へ移動できるようになりました。
- 墓地
- ダム
- 定食屋
- 川
- 診療所
パンフレットの地図を見ていると、横から副長が、ある1点を指さした。
それは、ダムのある場所だった。
「ここ……。ダム、は、危ないので……
行くときは、声、かけてください。絶対、勝手に行かないで……」
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副長のその言葉を聞いた同行者が、ピクッと眉をしかめた。
しかしすぐに笑顔を浮かべると、しっかりと首肯した。
「わかりました! 行きたくなったときは、お願いします!」
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副長のその言葉に、〇〇はどこか違和感を感じた。
嘘ではないと思うが、何か隠しているような気がする。
〇〇と副長の様子をしばらく見ていた村長は、安心したように頷いた。
「どうやら、問題なさそうですね。では私は、家に戻らせてもらいます。
後は頼みましたよ、副長」
そう言って村長は、役場から帰っていった。
残された副長は、不満そうな顔で虚空を眺めていた。
しばらくして〇〇をギロっと睨みつけると、そこで初めて口を開いた。
「あなた、どこか行きたい場所は、ある……ありますか?」
それを聞いた副長はこくんと頷くと、カウンターを出た。
「案内……します」
それだけ言うと、こちらを確認もせずに一人で歩き始めた。
副長の後に続いて歩くこと数分。
不意に後ろから「副長ー!」と呼ばわる声が聞こえた。
見ると、大柄な女性がこちらへ走ってくる。
「た、大変です、副長……はぁ、はぁ……く、熊が! 熊が出ました! 西の川向こうです!」
それを聞いた瞬間、副長の目がカッと見開かれた。
バッと服を脱ぎ去ると、OLらしい装いが一瞬にして迷彩柄のジャケットに変わる。
いつの間にか背中には、無骨な猟銃を背負っていた。
「……すみません、外の人」
髪を縛り、帽子を被りながら、副長は言った。
「案内は、ここまで、です……熊を、倒しにいくので。
観光は、続けてても、大丈夫です。熊にあなたを襲わせたりは、しません。すぐ、仕留めます。
村を脅かす敵は…………私が、殺す」
それだけ言うと、副長は走り去っていった。大柄な女性と共に。
後にはぽつんと、〇〇だけが取り残された。
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〇〇は周囲を観察した。見たところ特に違和感は感じ取れないが……
ふと、気がついた。
店内にいるのは、全員が若い女性だ。
思い返してみれば、この村で一度も、子供や老婆を見ていない。
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〇〇は周囲を観察した。何か、違和感がある。
しかしどうしても、その違和感の正体が掴めなかった。
```text ◯◯のその言葉に、店内の空気がピンと張り詰めた。 さっきまで談笑していた客も、食事していた客も、一様に手を止めた。
そんな空気は、隣で食事していた大柄な女性客の笑い声に破られた。
「はっはっは! あんたそりゃあ、漫画の読みすぎだよ!
この村は最近できたばっかりなんだ。そりゃあ年齢が偏るのも当たり前さ!」
その後は、◯◯が何か聞こうとしても全てその女性に遮られ、まともな会話にならなかった。
◯◯は食事を終え、店を出た。
```
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【GMメッセージ】
推理フェーズに入りました。これは、次の2つの段階を踏みます。
1. ヒント提示
2. 真相を言い当てる
ヒントが得られるかどうかは、成否判定次第です。
ヒントは必要ないと思うのであれば、これはスキップできます。
ふと、畳の隙間に何か紙が挟まっていることに気がついた。
引っ張り出して開いてみる。それはどう見ても、ただのゴミではなかった。
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この手紙を読んでいる者へ
この村は、明らかにおかしい。何かある。
俺は明日には村を出て、このことを白日の元に晒してやるつもりだが……
生きて出られるかは、わからない。だからせめて、この手紙を読んだ誰かに俺の意思を継いでほしい。
怪しいのは【神社】だ。
この家から南、村の中央あたりに神社がある。
俺の予想だと、あの神社にすべてを解き明かす鍵がある。
この手紙が、誰かの役に立つことを切に願う。
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ダムの小屋を調べたところ、ドアは鍵がかかっているが、どうやら窓には鍵はかかっていない。
そこから中に入れそうだ。
小屋の中に入り、調べる。
中には、ダムを管理するための道具と思しき、網や工具。またバルブや計器がついていた。
何に使うのかはわからないが、水力発電所として怪しいとは思えない。
ただ、一つだけ、怪しいものを見つけた。
それはノートだった。
管理日誌のようにも思えるが、タイトルが何もない。
何より、棚の上の目に付きにくい場所に置いてあったのは、どう見ても隠されていたように見える。
タイトル『Forever My Love』
まぶたの向こう 朝の日差し
キミの香りすら 愛おしい
じゃれつくキミを 見たいのに
強情なボクは 知らんぷり(Uh…)
薄目の先に キミの首
吸い寄せられる ボクの瞳
イタズラ好きな キミの手に
敵わないボクは 恋の奴隷
なんてね 遠い過去(ユメ)を見て
遠く未来(キミ)に 思い馳せるよ(Wow wow)
いつかまた逢える その日まで
心のキミが ボクの Anchor
それはどう見ても、手書きの詩だった。 他のページを見ても、乙女チックな小説やイラストが書かれているだけだった。 ```
「いやぁ、これはどう見ても、えーっと……。はは、なん、なんでしょうね……?」
同行者の目が泳いでいる。どうにも居た堪れないといった様子だ。
その時、小屋のドアが音を立てて開いた。
姿を現したのは、長身で長い黒髪の女性――副長だった。その鋭い目は、〇〇の手元のノートに注がれている。
「そ、そのノート……」
その顔が、みるみる赤く染まっていく。両手はブルブルと震えている。
やがて顔をくしゃっと歪めたかと思うと、声にならない悲鳴と共に、副長は地面にうずくまった。
「ちが……あ、あぁ~~~……!」
まともな言葉を発することすらできず、副長は地面をのたうち回り始めた。
「あ、あの、副長さん、えっと……」
同行者も、かける言葉が見つからないようだ。
ひとしきりのたうち回った後、ぽつりと、副長はこぼした。
「殺して……」
〇〇のその言葉に、副長がぴくりと動いた。
「ほ、ほんとに?」
「あ、ノート、ありがとう……
じ、実は私、作家になりたくて……詩は自信なかったんだけど……
でもあなたたちに見つけてもらえて良かった、かも」
その後、副長の自分語りは昼まで続いた。
副長の好感度が上がった。
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その時、◯◯の直感が、何か妙な感覚を覚えた。
何かに吸い寄せられるような、体を弄られるような、妙な感覚。
それは、村の中心部から発されているようだ。
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「おお、おぬし乗り気じゃな! では特別に、おぬしが勝ったら一つ、質問に答えてやろう。
とは言っても『村の秘密は何だ?』みたいなズッコい質問はナシじゃからな!
ただしわしが勝ったらおぬしたちには……えーっと、何してもらおうかのう。ま、そのときに考えればいっか」
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「おぬしら、UNOのルールは知っとるか? カードが残り1枚になったら『UNO!』と言うんじゃぞ?
言わなかったら、罰としてカード追加じゃからな!」
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「おぬしら、ジェンガのルールは知っとるか? 間の木を抜いて、上に乗せるんじゃ。
タワーを崩したら、そいつの負けじゃからな!」
text
【GMメッセージ】
巫女とUNOで勝負することになりました。
勝負に勝ったPLは質問ができます。
勝負に負けたPLも、巫女との雑談は可能です。正解を当てれば、その時点でゲーム終了になります。
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◯◯のカードが残り1枚になりました!
```text 「あー! 今おぬしUNOって言わなかったー! ざーんねんじゃったのう♪ ほれ、罰としてカードを引くのじゃ」
巫女はとても楽しそうだ。
```
```text 「まさかとは思うが……おぬし、わざと負けとらんか? いや、気のせいか……? 言っておくが、これは真剣勝負じゃからな。手を抜いたら承知せんぞ」
巫女は、◯◯のことを少し疑っているようだ。
```
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巫女は、勝てなさすぎてすこしつまらなくなってきたようだ。
ふわあとあくびをしている。
```text 「わーい、わしの勝ちじゃー! きしししし、じゃあ、何をしてもらおうかのう」
しばらく悩んだ巫女は、やがてポンと手を叩いた。
「そうじゃ、あれが良い! 肩叩き! いや、何人もおるからマッサージのほうがいいかのう?
わし、一度もしてもらったことがないんじゃよ。
ほれ、おぬしら、わしにマッサージしろ!」
```
```text 巫女の体にはまったく凝りがなく、ふにゃふにゃだった。マッサージの意味があるとは到底思えない。 そしてその表情はというと、どう見ても痛そうに顔をしかめていた。
「ふぎゅぅ……ぐ、あ、だ、だぁ、ぐぎぎぎぎ……」
```
```text 「わーい、また勝ったー! きっしっしー♪ 次はっ、何してっ、もらおっかなー♪」
しばらく部屋の中で小躍りしたあと、巫女はピンとアホ毛を立てて、こちらへ向き直った。
「そうじゃ! すっごい罰ゲームを思いついたのじゃ! きっしししし……
いいか? おぬしらはこれから村長の家に行って、美味しいお菓子を盗ってきて、わしへ献上するのじゃ!
村長のやつに見つかったら、きっとこっぴどく叱られるぞぉ~
……あ、いや、安心せい。万が一の時はわしに言われたと言えば、あやつも許してくれるはずじゃ。たぶん。きっと……」
```
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厨房へ忍び込み、冷蔵庫を開ける。中には、野菜、お肉、卵などなど……
大抵の食材は揃っているが、巫女が喜びそうなお菓子の類いは見当たらない。
それどころか、調理せずに食べられるものがあまりなさそうだった。
```text 話を聞いた村長は、なるほどと納得したようだ。
「そういうことですか、まったく、あの子にも困ったものですね……
わかりました。少々お待ちください」
村長は胸元から鍵を取り出すと、高い位置にあった鍵付きの戸棚を開ける。
そこから出てきたのは、お菓子だった。
「こちらをお持ちください。きっとあの子も喜ぶでしょう。
ここのところはお菓子を禁止していましたからね。たまには良いでしょう」
村長は、手のかかる子供を相手にする時のような、慈愛に満ちた表情を浮かべていた。
```
```text 巫女は横に寝転がった。
「もういいや、UNO飽きた。おい、おぬしら。もう帰っていいぞ。わしは疲れたから、一眠りするのじゃ」
そう言うなり巫女は布団にくるまって、寝息をたてはじめた。どうやら本当に寝てしまったようだ。
```
```text 「あー、もうお腹いっぱいじゃ! ごちそうさまでした!」
巫女はごろんと横に寝転がった。
「いやー、おぬしらと遊ぶのは楽しいのう。ずっとここにおればいいのに!」
```
PLの対応と、[巫女]の好感度次第で、[シナリオ.村探索.真相]を教えてくれる
```text 「んぁ?」
その言葉に、巫女はぽかんと口を開けた。
「あー……当てられてしもうたか。ちぇっ、これから楽しくなりそうじゃったのに」
唇を尖らせながら、カードを床にほうった。
「そう、おぬしの言う通りじゃ。この村の女は、歳を取らん」
よっこいしょと立ち上がり、祭殿の出口へと歩いていく。
「ついてくるがいい。すべて、話してやろう」
```
text
虱潰しに探すうちに、〇〇は空き家を見つけた。
戸は閉まっており、周囲を見ても住人らしき村人はいない。
text
外から様子を窺ったところ、つい最近まで人が住んでいたような痕跡がある。
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〇〇は、近くにいた大柄な女性に、空き家について尋ねてみた。
「ああ、あの家かい? あそこはあたしの別宅なんだよ。こっちの家が手狭になってきたから、新しく建てたんだ」
「あなたですか……」
〇〇を見た村長は、はあ、とため息をついた。
「見られてしまったなら、仕方ありませんね。ええ、そうです。彼女が、あなたの探していた女性です」
そこには、依頼人から受け取った写真とまったく変わらない顔の女性がいた。
「彼女の姿を見て、気づくことはありませんか?」
「その通りです。そしてそれこそが、この村の隠された秘密です」
村長は、地上への階段へと歩き出した。
「あなたに、すべてをお話します。ついてきてください」